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「ありのままに感じて表現すること。」

 

これは、簡単なようで案外難しい。

世間体、固定観念、邪念、立場、理性、プライド、恥じらい。

あらゆるしがらみが相まって、自分を解放するのは難しい。

むしろ、生きてく中で一番難しぃんじゃないか?

 

けれど、素になって、

いろんなことを感じて、吸収して、

それを外に表現すれば、必ず誰かしらの心に打つ。

 

どんなにささやかな表現でも、きっと誰かしらに届く はず。

 

 

そう思いながら、日々もの作ってます。

 

ぬん!

Week 1 – Kickoff + Lectures

Matt & Maia

Week1は、Exploring Interaction Designという授業で

インタラクションデザインの概要をざっくり学ぶ、という内容でした。

アメリカのMattとMaiaが先生です。

CIIDは、毎週様々な国の先生が交代して授業を行いますが、

授業の言語は全て英語です。

 

Week1CIID_04

授業9:00からスタート。

始まって早々、

「模造紙に、10分間で自分の過去や何をここに持ってきたか?等を

絵に描いて自己紹介しましょう」

と課題が出て、激しくテンパリながらも無事自己紹介しました。

 

Week1CIID_05

Week1CIID_06

その後、

Lecture: Introduction to key themes Interaction Design

Lecture: Information Design and Data Visualization

という2つの講義が始まりました。

 

過去や現CIIDの学生の作品、

ヨーロッパの作品をたくさん見ることができました。

特に、CIIDの学生のprototypingの方法にはかなり刺激を受けました。

あと、何百年も前のinfographicsの資料には、かなり萌えました。

 

mattのCIIDの通常授業では、

デジタル機器を一切教室に持ち込ちこんではならない、アナログで暮らす、

という週間があるらしいです。

 

予備校の頃デッサンや色彩構成等はやりましたが、私達の世代は、

アナログの体験をすっ飛ばしてデジタルツールの恩恵を受けています。

PCありきでデザインを始めているので、

PCがなかった頃はどういう方法でデザインをしていたのか、

案外知らないものです。手で作業することも減っています。

 

というわけで、それから午後、

廃材から自分のソーシャルネットワークを表す3次元のモデルを作る、

という手作業のInformation Mappingの課題が出ました。

 

 

 

 

Overview – CIID Summer School 2011

OverviewCIID_01

CIID Summer Schoolは、3週間のworkshopです。

 

Week 1 – Exploring Interaction Design (July 11th-15th)

Week 2 – Computational Design / Physical Prototyping (July 18th-22nd)

Week3 – Physical Computing (July 25th- 29th)

 

week1~3まで、好きな授業を取ることができます、

1つだけ取ってもいいし、3週間全部取っても構いません。

今年は、week2だけ選択制で、

Computational DesignとPhysical Prototypingに分かれていました。

私は、Computational Designを取りました。

weekごとに先生はどんどん変わっていきます。

 

OverviewCIID_02

1つの授業に、参加人数はだいたい25人でした。

参加国籍は、

ポーランド、日本、アメリカ、イラン、ドイツ、イタリア、ギリシャ、

イギリス、オランダ、ポルトガル、カナダ、デンマーク、スペイン、

スウェーデン、ルーマニア、シンガポール、ロシアと、17国!!

(参加者はここで見れます。CIID Summer Schoolers )

 

来ている人はだいたい、国をまたいで活躍している人が多く、

EU圏の人は、どうやって英語を習得したんですか?って言うほど、

みんな英語がペラペラでした。

ネイティブのアジア人は、

私ともう1人の日本人岩崎さん(アメリカで留学済み)、

シンガポールの子(ただし、母国語が英語だからペラペラ)くらいで、

案の定、私がクラスの中で一番英語下手でした。(゜∇゜)

しかし、遠方東国、違う文化圏からはるばるやってきた日本人ということで、

非常に重宝されました。

 

年齢も、40代の人もいれば、学部上がりで来た人もいれば、と様々で、

私は若いほうから2番目くらいだったと思います。

職業もみんなバラバラで、

エンジニア、デザイナー、アーティスト、学生、ゲームデザイナー、

インタラクションデザインを教えてる先生等々でした。

ただ、Nokia、Skype、Motorolaで働いてる人やら、

One Laptop per Childのプロジェクトに関わってる人やら、

みんなbackgroundがそうそうたる方々で、

「私、よくこの場に受かったな(゜∇゜)」、としみじみ思いました。

 

 

国籍、年齢、職業とみんなバラバラですが、

みんな”インタラクションデザイン”という同じ方向を向いて集まっているのが、

なんとも心地よく、

デザインのオリンピックのような感じで、非常に刺激的でした。

貴重な経験をさせてもらったことに、感謝です。

 



MOVE, LEARN,EAT

 

MOVE from Rick Mereki on Vimeo.

 

LEARN from Rick Mereki on Vimeo.

 

EAT from Rick Mereki on Vimeo.

 

 

I found these amazing videos from here (Rocket News 24)!

I love the best “MOVE” , wanna travel again.

 

FORM + CODE

Form+Code_01

via CBCNET

 

Form+Code_02

via VAGUE TRRAIN

 

『FORM + CODE — デザイン/アート/建築における、かたちとコード』

読み終えました。

原書を読もうと思いましたが、せっかく日本語版出てるし、

翻訳の恩恵にあやかろうと思いまして、日本語版をパッと読みました。

 

日本語版は教科書的な雰囲気とデザインですが、

原書版は、写真集っぽい雰囲気です。

作品をザクザク見るなら原書版、

ちゃんと書いてあることを咀嚼するなら日本版がオススメです。

 

今までなんとなくかい摘んで知っている知識や

自分の中でボヤボヤしてたことが1冊に集約されていたので、

頭がクリアになって、非常にスッキリしました。

 

コーディングの思考や視点は

今までデザインで使ってきたチャンネルとはまた少し違うので、

新たな視点が獲得できて楽しいです、Processingを触りたくなります。

 

本に出てくるリンク集はこちらに載っています。

http://www.bnn.co.jp/support/formandcode/

 

 

Around CIID

CIIDは、デンマークの首都コペンハーゲンにあります。

コペンハーゲン自体、とても小さな街で

中央駅から一番遠い観光名所、人魚姫の像まで45分くらいで歩けるので、

学校のロケーション、アクセスはいいです。

 

学校のほぼ目の前が、アマリエンボー宮殿(Amalienborg Slot)です。

AroundCIID_04

 

学校から5分くらい歩くと、かつてアンデルセンが住んでいたという

有名なニューハウン(Nyhavn)があります。

AroundCIID_01

 

人魚姫の像も近いです。

AroundCIID_03

 

晴れた日は、ここでみんなでサンドイッチを食べたり、

ビール飲んだりしながら、グダグダしました。

AroundCIID_02

 

デンマークの冬は、寒くて暗いので想像を絶しますが、

夏は10時までガンガン明るいし、

学校周辺は海辺で、潮の匂いがして美しく、

リラックスして制作できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

Copenhagen Institute of Interaction Design

Copenhagen Institute of Interaction Design

Copenhagen Institute of Interaction Design

私が行っていたCopenhagen Institute of Interaction Designという

学校について紹介します。

 

私がこの学校を知ったきっかけは、

インタラクションデザインが学べる学校を探していて、

たまたまgoogleで”interaction design”と検索したら、

Wikipediaに出てきた、という何とも偶然的な出会いです。

 

CIIDは、2007年に出来たとても新しい学校です。

その前は、Interaction Design Institute Ivreaという、

インタラクションデザインに特化した学校がイタリアにありまして、

世界のインタラクションデザインを引っ張って行く著名な方々が

指導者で、その中で、Arduinoも生まれました。

残念ながら、経営難(?)かなにかで、

2001年から2005年までしか開講していなかったのですが、

そこで教えていた人たちが集まって

新たにデンマークに作った学校がCIIDという訳です。

 

webでカリキュラムやインストラターを見る限り、

いい学校そうだし、

自分の雰囲気に合ってそうだったので、

2年ほど前からずっと気になっていました。

 

ただ、正規留学で行った日本人が1人もいない、

どの人に聞いても、CIIDについて知っている人はいない、

おまけに、謎の地デンマークだったので、

情報不足で、尋常なく不安でした。

 

しかし、行かなきゃわかんないので、乗り込むしかない!と思い、

サマースクールに応募し、

現地デンマークに知り合いが全くいないまま、

身ひとつで乗り込みました。

 

Copenhagen Institute of Interaction Design

学校は、思ったより小さくてビックリしました。

普通のお家の5階建てに学校があるので、

学校というより、デザイン事務所っぽいです。

室内は、真っ白でキレイでした。

階段を上って2階が、何でもホール、隣が工作室、キッチンもあります。

3階が、生徒のプロジェクトルーム。

4階が、コンサルティングルーム、

5階が、事務室だった気がします、確か。

地下室にも、wood workshopができる工作室があります。

 

工作室には、ハンダができるスペースや、

3Dプリンター、レーザーカッター機があります。

rapid prototypingの機械も充実しています。

 

 

 

 

Back to Japan

Back to Japan

こんにちわ、久々更新です。

この写真は、ロンドンへ行く前、空港の広告で発見しました。

 

無事、先週の金曜日、デンマーク短期留学&ヨーロッパの旅から、

日本へ帰ってきました!

 

久々の日本の地に立つと、

日本の清潔さとトイレの異常なまでのハイテクさとご飯のおいしさに、

改めて感動を覚えています。

 

留学中、ブログをアップする予定でしたが、

あまりに学校が激務過ぎて、更新する余裕など皆無でした、

楽しみにされていた方、本当に申し訳なかったです。

 

けれど、これからぼちぼち向こうで感じたこと、学んだことを

アップしていこうと思います。

 

デンマークへ行く前は、

現地に知り合いも1人もおらず、不安ながら身ひとつで乗り込みましたが、

今回の訪問で、素敵な方々にたくさん出会えました。

友達になかなかなれそうもない国の人と友達もたくさんできました。

 

また、異国の地で財布をなくす、

デンマーク警察へ連行されそうになる、

というアンビリーバボーなことも体験しました。

 

たった1ヶ月半しかいませんでしたが、

この1ヶ月半は、今まで本当に辛かった2年間が帳消しになるほど、

毎日毎日が「エスプレッソ、トリプル並み」に

とても充実していたと思います。

 

今回吸収しまくったことを、

これからどんどん出力していこうと思います。

 

今回留学をサポートしてくださった方々、

ヨーロッパで出会った全ての人たち、そして、全ての貴重な経験に

深く感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

The 58th Annual Conference of JSSD

デザイン学会

日本デザイン学会 第58回 春季研究発表大会

ポスター発表にエントリーし、発表しました。

去年は長野大学でありましたが、

今年は、千葉工業大学津田沼キャンパスでありました。

 

私の出番は、6月25日(土)11:00-12:00 で

発表タイトルは、

「体温」を感じる有機的なインタラクションデザイン『37.2℃』でした。

簡単に要約すると、

体温をコミュニケーション媒体として用いた携帯電話の提案です。

jssd2011 Poster 1

jssd2011 Poster 2

↓ Download PDF (JSSD2011 Shoko Tanaka Poster)

 

jssd2011 Paper

↓ Download PDF (JSSD2011 Shoko Tanaka Paper)

 

3年前の学部の卒業制作なので、

もういい加減、新しい作品作れや!(゜∇゜)って感じですが、

分けも分からず、がむしゃらで制作していた作品を

改めて言語化したり、作品を今一度客観視することは、

新たな発見があったり、もやもやしたものに輪郭が形成されるみたいで、

それはそれで、勉強になります。

 

1人、エンジニアの方で「この提案好きです。」と

食いついてくださった方がいて、うれしかったです。

 

今まで、いろんな方々にこの作品をお見せしましたが、

賛否両論あり、

「(直接人と会うことがベストなのに)

端末がどんどんRichになっていってどうするんだ?!」という否定的意見や、

「是非こういうものを作ってほしい!」という肯定的意見、

「実際に熱くなるとウザッたくないですか?」という現実的意見など、

様々でした。

 

この作品を通し得たことは、

何かを新たに提案するということは

同時に自分の創造を超えた負の要素をももたらす可能性がある、

そして、それと向き合う責任が生まれる

ということです。

 

設計倫理、ということを考えさせられます。

 

とにもかくにも、

来てくださった方、またお話を聞いてくださった方、

本当にありがとうございます。

 

 

 

Acceptance – CIID Summer School 2011

CIID Summer School 2011

blogでの報告がスーパー遅れましたが、

念願やっとデンマークへ行けることになりました!!

NYへ行く前、書類を提出したんですが、

パスしたので、ようやく北欧の地に足を踏み込めます。

高校の頃から、デザインの聖地北欧へ行きたかったので、

約10年越しの夢です。

 

私が行くところは、前々から気になっていた、

Copenhagen Institute of Interaction Design

Summer School Programです。

 

3週間のinteraction designのworkshopで、

Week One – Exploring Interaction Design (July 11th-15th)

Week Two – Computational Design (July 18th-22nd)

Week Three – Physical Computing (July 25th- 29th)

の授業を受けてきます。

 

学部を卒業してから、

ずっと体調悪化やらでなかなか思うように行かない日々でしたが、

とりあえず短期間とは言えど、

今回デンマークへ行けるのは、

これまで留学の応援や

いろいろ支えてくださった方々のおかげだと思っています。

深く感謝しています。

 

約1ヶ月、という短期間ですが、

とりあえずこれからの足がかり、そして、

世界のinteraction designの考えをしっかり吸収してきたいと思います。

 

 



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