Archived entries for

Week 1- Data Visualization of Social Network (2)

BirthdayCapsule2011

学校からの帰り際、

やっぱりダサすぎてあのまま提出するのは、国を超えての羞恥プレイである、

と思いまして、脳みそをフル活用したところ、

クリエイティブな神が 降 臨 !!(゜∇゜)

翌日朝早く登校して、全部やり直して仕上げました。

課題内容と制作プロセスは、こちら

BirthdayCapsule2011

Birthday Capsule 2011:

これは、2011年田中翔子の誕生日カプセルです。

田中翔子の友人たちが、このカプセルに詰まっています。

円筒の透明ケースが「誕生日の1日」でして、

紙ボールと化した友人たちは、

「タマビ関係者=緑、地元関係者=ピンク、その他の者(英語の塾等)=黄色」

のいづれかに色づけされ、

誕生日メッセージをくれた時間別に振り分けられています。

 

カプセル全体を見渡すと、緑色がちらつくので、

タマビ関係者の友人が多くメッセージをくれたんだな、

と何となく把握することができます。


BirthdayCapsule2011

カプセルは開けて、個々の友人たちに触れ合うことが出来ます。

紙ボール友人を開くと「友人の名前」、

裏面には「メッセージ内容」と「メッセージ到着時間」が書かれています。

特別Sweetなメッセージをくれた友人には、

ありがとう、という気持ちを込めて、キャンディーが仕込まれています。

田中翔子の誕生日(2011年度)の思い出を小さくパックした作品です。

 

1日に届いたメッセージ数は、合計20ありました、みんなありがとう。

 

この課題の中で特に気を配った点は3つです。

1: infographicsには欠かせない、巨視的情報と微視的情報を扱う

2: 自分の力量の中でいかに早く賢く仕上げられるか考える

(時間があまりなかったため)

3: インパクトある強いコンセプト

 

結果4時間ほどの割には、そこそこ成功したのではないか、と思います。

キャンディーは、帰り際アイディアが浮かんだ後、

慌ててお菓子屋さんで買いました。

 

この課題をやっている最中は、

周りのピリピリとした雰囲気といい、瞬発力といい、

美大の入試を思い出しました。

 

▶ Week 1 – Data Visualization of Social Network (1)

▶ Week 1 – Data Visualization of Social Network (3)

 

Week 1- Data Visualization of Social Network (1)

Individual Project: Information Mapping


Assignment: Build a physical 3d model representing your social network. You will use this model to tell a personally meaningful story about your relationships with friends, family and colleagues. (Some individuals may fit into multiple groups (e.g. fellow college alumni + friend + colleague + snowboarding).


Concepts for sorting include: Location, Alphabet, Time, Category, and Hierarchy.


Thinking about your “communication intent” and be prepared to discuss the “Lenses” your used to organize your information. At a minimum, please include the following three lenses in your thinking and in your visualization:
1. The media channel through which you interact with each individual in your network (IM, SMS, email, phone, Skype, Twitter, Facebook…)
2. Your emotional closeness to the individuals represented.
3. The frequency of contact you have with them.


Format: Whatever the materials used, work must be LARGE format. If you wish, you can choose to animate your model while telling your story.

 

1日目の15:00頃に出題されたInformation Mappingの課題はこちら。

デットラインは翌日の朝です。

日本語にすると

「あなたのソーシャルネットワークを表す3次元のモデルを制作しなさい。

友達、家族、同僚など個人的意味のあるストーリーを

このモデルを用いて語りなさい。」

という具合でしょうか。

 

SocialNetWorks_01

SocialNetWorks_02

いらないゴミ達がここにあるので、

こっからマテリアルを拾って作ってください、と言われました。

慌てて、みんなマテリアルの 争 奪 戦。

私は、きれいな色を扱って何かできないかな、と当初思い、

色別に風船やら付箋紙やらをとりあえず確保しました。

 

そこから、ウダウダウダウダ…何をネタにしようと激しく妄想。

その日ちょうど自分の誕生日だったので、

これは俄然利用するしかない!(゜∇゜)と思って、

FacebookやMailで誕生日メッセージをくれた友人達を

ネタにすることにしました。

SocialNetWorks_04

SocialNetWorks_05

とりあえず、Facebookを見ながら

友人1人1人を付箋に書き出して、メッセージをくれた時間別に並べたり、

付箋の色をどう利用するか悩んだり、

友人と友人知っている同士線で結んだり、

どこへ着地しようかと試作しまくりました。

 

付箋の色の利用は、

- タマビ関係人(ピンク)、その他(黄色)、地元関係人(緑)

- かなり仲がいい(ピンク) → そこそこ仲がいい(黄色) → 知ってる程度 (緑)

と、2種類、LATCHで表すなら

「Category (客観的)」「Hierarchy (主観的)」の方向性で考えていきました。

 

このままでは、2次元のままなので、

マテリアルに落とし込んだ第1モデルが、こちら。

SocialNetWorks_06

!!!な、なんか、ダサイ(゜∇゜)

透明な素材を利用して、

個々の友人間のつながりを複雑に描こうと思ったのだけど、

上手く行かないし、イケテなさが払拭されず。

 

しかし、時間は既に18:00。

初日から徹夜したら死んでしまうし、

夜はちゃっかり自分の誕生日パーティーの場へ行きたかったので、

最悪これ以上浮かばなかったらこのままで提出しよう、、

と、腹をくくってその日は帰りました。

 

▶ Week 1 – Data Visualization of Social Network (2)

▶ Week 1 – Data Visualization of Social Network (3)

 

 

 

SU

SU

 

「ありのままに感じて表現すること。」

 

これは、簡単なようで案外難しい。

世間体、固定観念、邪念、立場、理性、プライド、恥じらい。

あらゆるしがらみが相まって、自分を解放するのは難しい。

むしろ、生きてく中で一番難しぃんじゃないか?

 

けれど、素になって、

いろんなことを感じて、吸収して、

それを外に表現すれば、必ず誰かしらの心に打つ。

 

どんなにささやかな表現でも、きっと誰かしらに届く はず。

 

 

そう思いながら、日々もの作ってます。

 

ぬん!

Week 1 – Kickoff + Lectures

Matt & Maia

Week1は、Exploring Interaction Designという授業で

インタラクションデザインの概要をざっくり学ぶ、という内容でした。

アメリカのMattとMaiaが先生です。

CIIDは、毎週様々な国の先生が交代して授業を行いますが、

授業の言語は全て英語です。

 

Week1CIID_04

授業9:00からスタート。

始まって早々、

「模造紙に、10分間で自分の過去や何をここに持ってきたか?等を

絵に描いて自己紹介しましょう」

と課題が出て、激しくテンパリながらも無事自己紹介しました。

 

Week1CIID_05

Week1CIID_06

その後、

Lecture: Introduction to key themes Interaction Design

Lecture: Information Design and Data Visualization

という2つの講義が始まりました。

 

過去や現CIIDの学生の作品、

ヨーロッパの作品をたくさん見ることができました。

特に、CIIDの学生のprototypingの方法にはかなり刺激を受けました。

あと、何百年も前のinfographicsの資料には、かなり萌えました。

 

mattのCIIDの通常授業では、

デジタル機器を一切教室に持ち込ちこんではならない、アナログで暮らす、

という週間があるらしいです。

 

予備校の頃デッサンや色彩構成等はやりましたが、私達の世代は、

アナログの体験をすっ飛ばしてデジタルツールの恩恵を受けています。

PCありきでデザインを始めているので、

PCがなかった頃はどういう方法でデザインをしていたのか、

案外知らないものです。手で作業することも減っています。

 

というわけで、それから午後、

廃材から自分のソーシャルネットワークを表す3次元のモデルを作る、

という手作業のInformation Mappingの課題が出ました。

 

 

 

 

Overview – CIID Summer School 2011

OverviewCIID_01

CIID Summer Schoolは、3週間のworkshopです。

 

Week 1 – Exploring Interaction Design (July 11th-15th)

Week 2 – Computational Design / Physical Prototyping (July 18th-22nd)

Week3 – Physical Computing (July 25th- 29th)

 

week1~3まで、好きな授業を取ることができます、

1つだけ取ってもいいし、3週間全部取っても構いません。

今年は、week2だけ選択制で、

Computational DesignとPhysical Prototypingに分かれていました。

私は、Computational Designを取りました。

weekごとに先生はどんどん変わっていきます。

 

OverviewCIID_02

1つの授業に、参加人数はだいたい25人でした。

参加国籍は、

ポーランド、日本、アメリカ、イラン、ドイツ、イタリア、ギリシャ、

イギリス、オランダ、ポルトガル、カナダ、デンマーク、スペイン、

スウェーデン、ルーマニア、シンガポール、ロシアと、17国!!

(参加者はここで見れます。CIID Summer Schoolers )

 

来ている人はだいたい、国をまたいで活躍している人が多く、

EU圏の人は、どうやって英語を習得したんですか?って言うほど、

みんな英語がペラペラでした。

ネイティブのアジア人は、

私ともう1人の日本人岩崎さん(アメリカで留学済み)、

シンガポールの子(ただし、母国語が英語だからペラペラ)くらいで、

案の定、私がクラスの中で一番英語下手でした。(゜∇゜)

しかし、遠方東国、違う文化圏からはるばるやってきた日本人ということで、

非常に重宝されました。

 

年齢も、40代の人もいれば、学部上がりで来た人もいれば、と様々で、

私は若いほうから2番目くらいだったと思います。

職業もみんなバラバラで、

エンジニア、デザイナー、アーティスト、学生、ゲームデザイナー、

インタラクションデザインを教えてる先生等々でした。

ただ、Nokia、Skype、Motorolaで働いてる人やら、

One Laptop per Childのプロジェクトに関わってる人やら、

みんなbackgroundがそうそうたる方々で、

「私、よくこの場に受かったな(゜∇゜)」、としみじみ思いました。

 

 

国籍、年齢、職業とみんなバラバラですが、

みんな”インタラクションデザイン”という同じ方向を向いて集まっているのが、

なんとも心地よく、

デザインのオリンピックのような感じで、非常に刺激的でした。

貴重な経験をさせてもらったことに、感謝です。

 



MOVE, LEARN,EAT

 

MOVE from Rick Mereki on Vimeo.

 

LEARN from Rick Mereki on Vimeo.

 

EAT from Rick Mereki on Vimeo.

 

 

I found these amazing videos from here (Rocket News 24)!

I love the best “MOVE” , wanna travel again.

 

FORM + CODE

Form+Code_01

via CBCNET

 

Form+Code_02

via VAGUE TRRAIN

 

『FORM + CODE — デザイン/アート/建築における、かたちとコード』

読み終えました。

原書を読もうと思いましたが、せっかく日本語版出てるし、

翻訳の恩恵にあやかろうと思いまして、日本語版をパッと読みました。

 

日本語版は教科書的な雰囲気とデザインですが、

原書版は、写真集っぽい雰囲気です。

作品をザクザク見るなら原書版、

ちゃんと書いてあることを咀嚼するなら日本版がオススメです。

 

今までなんとなくかい摘んで知っている知識や

自分の中でボヤボヤしてたことが1冊に集約されていたので、

頭がクリアになって、非常にスッキリしました。

 

コーディングの思考や視点は

今までデザインで使ってきたチャンネルとはまた少し違うので、

新たな視点が獲得できて楽しいです、Processingを触りたくなります。

 

本に出てくるリンク集はこちらに載っています。

http://www.bnn.co.jp/support/formandcode/

 

 

Around CIID

CIIDは、デンマークの首都コペンハーゲンにあります。

コペンハーゲン自体、とても小さな街で

中央駅から一番遠い観光名所、人魚姫の像まで45分くらいで歩けるので、

学校のロケーション、アクセスはいいです。

 

学校のほぼ目の前が、アマリエンボー宮殿(Amalienborg Slot)です。

AroundCIID_04

 

学校から5分くらい歩くと、かつてアンデルセンが住んでいたという

有名なニューハウン(Nyhavn)があります。

AroundCIID_01

 

人魚姫の像も近いです。

AroundCIID_03

 

晴れた日は、ここでみんなでサンドイッチを食べたり、

ビール飲んだりしながら、グダグダしました。

AroundCIID_02

 

デンマークの冬は、寒くて暗いので想像を絶しますが、

夏は10時までガンガン明るいし、

学校周辺は海辺で、潮の匂いがして美しく、

リラックスして制作できます。

 

 

 

 

 

 

 

 



Copyright © 2011 Shoko Tanaka. All rights reserved.

RSS Feed.