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Week 1 – Service Design (2)

Pre-assignment:

Please observe and record details of your journey from planning your departure to arriving in Copenhagen. You don’t have to make an exhaustive record of everything that happens, but try to collect a minimum of 20 “moments” along the way (make sure you avoid taking pictures around airport security and other sensitive areas). For each moment, bring a visual with an accompanying caption. Visuals can be anything from a photo to a simple stick figure drawing.

Pay attention to your actions, the devices and information you interact with, the spaces you’re in, the appearance and behaviour of the people who help you along your journey, and any physical aspects of your travel experience. You will share these with your classmates and build on them in one of your projects next week.

* If you are already in Copenhagen, please record your experiences of using public transport and interacting with any services that relate to your stay in the city. 

 

グループワークの前に、元になったPre-Assignmentがこちら。

Week1が始まる前に、メールでこのリサーチの宿題が出されました。

 

簡単に日本語に要約すると、

「出発からコペンハーゲンに到着するまで

あなたの旅の詳細を観察記録しなさい。

できれば、最小限20の瞬間を集め、各々の瞬間に、

キャプションをつけたビジュアルを持参すること。

あなたの行動、インタラクトするディバイスや情報、空間、

旅の中で関わる人の様子や行為、

旅の経験での身体的な側面などに注意を払いなさい。」

 

この宿題メールが来た時、私は既にコペンハーゲンにいたので、

「え、記録してないし、どしよ!(゜∇゜)」

と思ったのですが、記憶を辿ってまとめるしかないわぁ、と思い、

雨が降って外に出られない日、

ユースホステルのロビーにて、この課題をやりました。

RainyCopenhagen

 

まずは、自分の旅の行動を辿って、思いつく限りリストしました。

これが、私がその時とったメモ、51リスト。

[HOME]
- 成田までの電車の時間をwebで検索する
- 時計を見る
- 20分前に家を出る
- カギをかける、カチャッという音でカギがかかったと確認する
(歩く)
[Tsudanuma Station]
- Suica チャージ
- ピッという音と緑のライトで改札をぬける
- 何番ホームか確認する
- ホームの番号に向かって歩く
(電車)
- グリーン車はどこか、グリーン車マークを探して駆け込む
- 空席を示す赤いライトがついてる座席を探し、座る
- ターミナル1か2どちらかwebで検索する
- 車内アナウンスを聞いて、ターミナル1で降りる
[Narita Airport Station]
- ピッという音と緑のライトで改札をぬける
- サインに従って、空港まで行く
(歩く)
[Narita International Airport]
- SAS航空がどこの受付か確認する
- エコノミーエキストラの入り口を探して、入る
- 荷物の重量計が23.3kgを表示して、規定内で安心する
- eチケットを渡して、チケットを受け取る
- チケットみて、何番ゲートか確認する
- 地図をみて、33番ゲートがどこか確認する
- 時計を見て、boardingまで座ってまつ
- 時計とアナウンスを聞いて、boadingに並ぶ
(飛行機)
- チケットを見て、座席番号を探して座る
- 映像と図で非常時対処の仕方を知る
- モニターの画面を見ながら見たい映像と音楽を探す
- ヘッドフォンのプラグジャックを探してさす
- モニターから現在の飛行経路や時間を確認する
- 機内食、どこが開け口か探す
- シートベルトサインと音でシートベルトする
- アナウンスから、時計をCPH時刻に直す
- シートベルト解除音で、シートベルトを外す
[Copenhagen Kastrup International Airport]
- サインに従って歩く
- 入国審査のサインを見て、パスポートを見せる
- サインをみて、荷物受け取り場所までいく
- NRTからの荷物がどこのゲートにあるかモニターを見て確認、向かう
- 自分の荷物を発見して、とりに行く
- マップとサインから、銀行をさがす
- 旅行本から空港から駅までの行き方を確認
- チケット買う
- サインを探して、駅に向かう
- ホームに来る電車が自分の行きたい方向ではないことに気づき、引き返す
- サインに従い、なんとなく行ってみる
(歩く)
[København Lufthavn Kastrup Station]
- København Hと書いてあったので、たぶんこっちで合ってると思う
- 電車の行き先がKøbenhavn Hと書いてあったので、電車に乗る
(電車)
- アナウンスと外の景色とみんなの雰囲気をみて、降りる
- 人の流れに従って、改札へ向かう
[København H Station]
- 出口がどこか、マップを見て確認
- 駅のマップと自分の印刷したマップを見比べながら、Hostelを探す
(歩く)
- 番地名を確認しながら歩く
- Danhostel Copenhagen Cityの文字を探して入る
- check inしてる人をみて、そこに並ぶ
[Danhostel Copenhagen City]

 

その後、サムネイルを描きながら、20の瞬間を選んでいきました。

サムネイル、今見ると超絶雑。

Pre-Assignment_01

意外と、学部の時やってきたようなことだったので、

「難解すぎて、悩ましいわ!!(゜∇゜)」 っていう課題ではなかったので、

ホッとしました。

 

最終的にできたものは、次の記事で。

 

 

 

 

 

 

 

 

Week 1 – Service Design (1)

ServiceDesign_01

ServiceDesign_02

Data Visualizationのプレゼンが終了した後、

今度はMaiaのService Designの講義がありました。

- なぜサービスデザインが重要なのか?

-サービスとは何か?

- サービスデザインとは何か?

- サービスデザインのコンセプトとツール

という柱で、いろんな事例を交えながら、お話してくださいました。

 

ServiceDesign_03

イギリスのLive|Workというサービスデザインの会社が

サービスデザインを定義したことば。

 

このLive|Workのほかに、有名なサービスデザインのファーム。

Engine (UK)

31Volts (Netherlands)

 

 

何気に、サービスデザインの授業は学部の時もとっていなかったので、

何となく脳内がポワポワしていましたが、

今回講義を聴いて、曖昧だった輪郭が以前よりはっきりしました。

 

もう1人、week2から日本人の岩崎さんが合流されたのですが、

アメリカに留学していた岩崎さん曰く、

アメリカは特に、

プロダクトデザインよりサービスデザインにシフトしているそうです。

日本はこの分野、遅れている模様。。

 

個人的な意見ですが、

日本とアメリカって、チップ制から分かるように

“サービス”という捉え方が違うんだと思います。

日本人にとって、

「サービス=おもてなし、気心、粋」みたいな感覚がどこかにあって、

個人に委ねられた曖昧グレーな領域なんだと思います。

そうではなくて、

人がどの部分に満足していなくて、どう改善すれば満足してくれるのか?

冷静に分析して、改善して、人の経験をより高めることが

サービスをデザインする、ということなんだと思います。

 

 

その後、Pre-assignmentを元にしたグループワークが始まりました。

 

 


The 8th Information Design Forum

The8thInformationDesignForum_01

The8thInformationDesignForum_02

↓ Download PDF (The 8th Information Design Forum: Shoko Tanaka Poster)

 

ちょっと日が経ってしまいましたが、

9月23日(祝) 第8回情報デザインフォーラム にて、

CIID Summer School 2011の体験をポスター発表しました。

 

ざっくりですが、CIIDで作ってきた作品をまとめましたので、

興味のある方はどうぞ!

 

当日来て見てくださった方々、ありがとうございます。

 

 

 

 

Week 1- Data Visualization of Social Network (3)

BirthdayCapsule2011

朝一10:00~プレゼンテーションが始まりました。

あとあとだと英語の喋れなさが目立つので、

私は、4番目くらいにさっさとプレゼンしました。(゜∇゜)

 

先生や生徒たちからの批評:

-「 誕生日」っていう特別な日に絞って制作したのはよかった

- 付箋をぐちゃぐちゃに丸めて詰め込む、という簡単な制作方法は賢くていいね

- コンパクトでかわいい

- 想いが詰まったタイムカプセルのよう、来年の誕生日もまた見返すといいね

- 個人的な想いがよく伝わるよ

- カプセルや紙を開いたり、行為を導かせる要素がたくさん詰まっていてよい

 

他の生徒たちの作品 (抜粋) はこちら。

聞き取れなかったり、微妙に理解できなかった作品もあるので、

覚えてる範囲で紹介します。

David's Work

David's Work_02

アメリカ人Davidの作品。

LinkedInみたいに、自分の名前が一番上にあって、

自分と親しい人ほど距離が近く、

そうでもない人ほど距離が遠くなっています。

友達同士の紹介やらで新たに人間関係が形成されると、

クリップで人同士をくっつけたり、離したリすることが可能。

ザ・Dynamic Infographics!! (゜∇゜)

時間とともに変化する情報を描く、という発想は今回私にはなかったです。

 

Claus's Work

Claus's Work_02

元Nokiaのエンジニアでビール好き、デンマーク人Clausの作品。

アルコール検査機みたいに管にフーッと息を吹くと、

飲みに誘ったらよい友達たちが、ヒョッコリ糸に吊られて上がってきます。

風船が膨らむことによって、糸が引っ張られるという仕組み。

この作品が、一番歓声が上がっていました。

機構がしっかりしていて、

こういうのを短時間で制作するのは私にはできない、

さすがエンジニアだな!(゜∇゜)と思いました。

 

Sara's Work

ポルトガル人Saraの作品。

「友達や家族が自分を殺害するかもしれない確率」を表したもの。

落ちていた赤い羽が血に見えたそうでこのコンセプトが浮かんだらしいです。

設定がブッッ飛んでいるのと、

仕事もすごくキレイ&早く、見習いたいと思いました。

何かと目がいく作品でした。

 

Mikell's Work

Giorgio's Work

Agnieszka'sWork

Anne's Work

他にも素敵な作品はありましたが、もっと見たい方はFlickrにて!

 

個人的な総評:

- なんかみんな仕事ラフだけどカッコいい

- 作品がデッカい

- つなげたり離したリ、情報が変化する発想は自分になかった

- 機構を上手く使って動くものはおもしろいし魅力的

- 自分は素材や形状から得られる情報を上手く活用してなかった

- 3次元の表現が未熟すぎる、自分

 

PresentationOfSocialNetWorks_11

見渡すと、自分の作品が一番小さく、ミニマルに収まっていました。

知らず知らずに「日本人っぽさ」を滲み出していたようです。

(黒い作品の右上に、小さくあるのが私のです。)

 

私は、

「みんなのようにもっとダイナミックに製作したかったけど

なかなか上手くいかない。」

とオランダの子に話すと、オランダの子は

「私はshokoのようにミニマルに小さく製作したいけど上手くいかない。」

と言っていました。

 

お互い無いものねだり、のようです。

でも、彼女と話して、

ミニマルであることは、必ずしも決して悪いことではなく、

「日本人だからできるワザ」むしろ、長所なのかなと思いました。

 

よく見ると、課題にLARGE formatで作るように、って書いてあったけど、

今回は”小ささ”が、思い出のカプセルというコンセプトにも合ったので

逆に良かったようです。

 

どの授業も楽しかったですが、

第1日目に出た課題ということもありますし、

このInformation Mappingの課題はかなり印象に残っています。

 

Week 1 – Data Visualization of Social Network (1)

Week 1 – Data Visualization of Social Network (2)

 



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