Archived entries for News

ChatPerf × Hackathon

ChatperfHackathon_01

2月23日-24日、初めてハッカソンに参加してきました。

開発者、デザイナー、プランナー三位一体で

ChatPerfという、スマホで香りが送れるディバイスを用いて

バカアプリを作ろうという内容です。

香りの種類は自分たちで決めることができました。

 

真面目な提案は禁止ということで

どうしようもなく不毛なアプリを提案した所、

思いがけずうちのチーム優勝しました。

かなりの棚からぼたもちっぷり!!

賞金も頂きました、ありがとうございます。

 

提案した不毛なアプリが、こちら。

DanmitsuGokko_01

『壇蜜ごっこ』!!!

 

このアプリは、

壇蜜さんをSEXYに育成してしていくことにより、

壇蜜さんがフェロモン(香り)を噴霧

そのフェロモンを浴びることにより

自身のエロティシズムや女子力を開花させていく、という内容です。

 

簡単に言えば、育成ゲームとアロマテラピーが融合されたアプリです。

 (*当アプリは壇蜜さん個人と一切関係がなく、壇蜜さんリスペクトのもと勝手に作ったものです)
 
 

DanmitsuGokko_03

育成方法はいたってシンプル、胸をひたすら擦るのみ!

壇蜜さんの胸元を擦り続けると、

女子力がアップするいい匂いフェロモンを噴射します。

 

フェロモンを実際に浴びることで、

自身の美容や心身の健康を増進させることができるというわけです。

 

DanmitsuGokko_02

「女子力」は、5つ(妖艶力 / 嫁力 / 清楚力 / 潤い力 / 知性力)から

選択することができます。

例えば、嫁力=柔軟剤の香り、潤い力=ジャスミンの香り

など効能によって、それぞれ違う香りフェロモンが出てきます。

 

DanmitsuGokko_04

一定のスコアを越えると、

壇蜜さんは言葉を覚えたり、表情や仕草が変わったりと、

バージョンがアップしていきます。

また、一定時間放置すると各スコアは低下して行き、

壇蜜さんはすねたり、言葉を忘れたりしていきます。

 

制作したプロトタイプ動画。

当日は、妖艶な香りを入れプレゼンしました。

 

なんて親父の発想、と思われるかもしれませんが、

オール女子チームでの提案でした。

 

内容はエロティックですが、あくまで「女性向け」にしたかったので

下品にならないよう女子っぽいUIを目指しました。

しかし、女子っぽいUIなんて普段ほとんどやらないので、

何度やっても「AVパッケージ」のような雰囲気にしかならず、

デザイン担当の私は、1日目の夜だいぶ焦りました。

 

「女子っぽいデザインが全然できない…」

 

夜な夜な夜な自己嫌悪に襲われつつ、

壇蜜さんがしゃべりそうな言葉を真剣に妄想したり、

今までダウンロードしなかったキラキラやらハートの素材を落としたりして、

過ごしました。

壇蜜さんを真剣に思い続けた2日間だったと思います。

 

デザイナーになって初めて頂いたawardが

「着パフハッカソン・バカアプリ制作優勝」

だなんて心中若干複雑ですが、みんなの心に刺さったようでよかったです。

これも、チーム編成がよかったからだと思います。

 

不毛なアイディアを理論的に形作ってくださった まなさん、

香りの種類や効能の知識を存分に発揮してくださった しまさん、

また、サポートで開発実装してくださった山谷さんありがとうございます。

 

そして、壇蜜さん勝手にすみません、リスペクトの上で考えました。

ありがとうございます。

 

そしてそして、全ての発想の原点は

吉本のシルクねぇさんの「胸を擦るとグレープフルーツの匂いがする」という

衝撃的な発言からなので、

シルクねぇさんにも感謝の意を表したいと思います。

 

ChatperfHackathon_02

 チームメンバー、着パフ社長坪内さん、審査委員カヤック柳澤さん
 
 

Service Design: Hospital

Hospital

昨年末、腫瘍が発覚し、手術・入院しました。

腫瘍は体外へ出されたので大丈夫です。

せっかくの経験なので、個人的に入院中感じた

「病院のサービスデザイン」について綴っておこうと思います。

 

今回入院したのは、人生で2度目です。

病院も入院した科も違いますが、

明らかに前回と比べるとよいサービスが多く、

病院特有のデザイン配慮も色々と気づかされました。

physical evidence / environments / human interactions の3つの角度から、

よいサービスだなと感じたポイントをまとめました。

 

1. physical evidence

- 自動で角度調節できるベット

自分の力で体が動かせない身でも、ボタンを押すことで寝起きできる

- 入院生活予定表

入院〜退院までの毎日の生活の予定表が配られることで、

今日どんな検査があり、何をしなければよいのか患者も把握することができる

毎日目標を持って、入院生活ができる

- レンタルパジャマ

前回はパジャマがレンタルできなかったために、

毎回ランドリーで洗濯するのが面倒だった

今回は借りられたので楽だった

 

2. environments

- 病院中どこにでもある手すり

たとえヨタヨタ歩きでも、どこにでも体を支えられる安心感がある

- 手術室にかけられる好きな音楽

手術室に入室する際に、好きな音楽を持っていき、かけることができる

手術前の緊張を和らげる

- 曲が流れるナースコール

押すとブザー音ではなく、優しい曲が流れる

何度鳴っても不快や不安感を持たせない配慮がなされている

 

 3. human interactions

- 生年月日、名前の口頭確認

検査や投薬前、患者は毎回生年月日と名前を口頭で言う必要がある

面倒ではあるが、医療ミス防止の安心感が生まれる

前の病院はそういうのがなかったので、常に不安だったことを思い出した

- 予想される痛みや症状の説明

検査や投薬前「チクッとしますよ」「気持ち悪い感じしますよ」という

たった一言の声かけが、患者の不安要素を軽減させる

言ってくれるのとくれないのは、だいぶ違う

- 医者、看護師の励まし

「一緒にがんばりましょう」「すぐよくなりますよ」などといった励ましが、

患者のヤル気を起こさせたり、不安要素を取り除く

 

性格や病気の重さによって違うとは思いますが、

患者は日常を離れ、

常に不安や緊張と隣り合わせで入院生活しています。

その不安と緊張を少しでも軽減させるのが、

ほんの一言や少しのデザイン配慮だったりします。

 

私も入院中、

不安と緊張で爆発しそうな時もありましたが、

たくさんの言葉やデザイン配慮に支えられ生活していました。

 

病院は、生と死を扱う空間で、

デザインする側としてはヘビーで頭を抱える場所です。

しかし、人が心身共に弱り果てて行き着く所なので、

そういう場所にこそ、たくさんのデザインが必要で、

弱った人を支える必要があります。

 

今回の経験で感じたことを、

ゆくゆく何かしら自分のデザインに生かしていきたい次第です。

 

 

New Year 2013

NewYear2013

 

あけましておめでとう、2013!!

人類滅亡とか言われてたけど、無事新年を迎えられてよかったです。

色々と脳内整理したいことが山積みで年の瀬にまとめようと思っていたけれど

新年の方が先にやってきてしまいました。

 

今年の目標は、

「たくさん移動する & 何か1つ成し遂げる」

です。

自分は「移動欲」が強い人間なんだと、昨年気づきました。

世界は広いのに一カ所に留まっとるのは、

なんかもったいない気がして嫌なんです。

 

人生いつ何が起こるか分かんないし、

いつ死ぬか分からないことも重々感じたので、

動ける時にはいっぱい動いて、

いろんな人に会い、いいもの見て、感じて、生きていきたいです。

だから、どこにいても働けるように、

ノマドワーキングももっと極めたいです。

 

プラス、死ぬ間際に後悔しないよう

何かひとつ「成し遂げたサムシング」をつくりたいです。

 

みなさんの2013年も、

健康で、たくさん動いて、充実した1年になりますように。

* folding cosmos BATH

foldingcosmosBATH

↓Download PDF (* folding cosmos BATH)

 

知人が、* folding cosmos という展示会をしていて、

世界を回っております。

(何気にサイトデザイン、古堅先生w)

事後報告になってしまいましたが、、、昨日までイギリスで展示会でした。

私は行けませんでしたが、そのためのe-flyerをデザインさせてもらいました。

 

NY~イギリス~と次はどこで開催でしょうか?

 

 

 

 

 

 

Dragon year 2012

DragonYear2012

 

もう4月も始まろうとしてるのに、今更すぎでなんですが、

ブログで全く挨拶していなかったので挨拶させてください。

というか、せっかく描いていたゆるぃ龍の絵が登場できずじまいだったので、

お披露目です。

 

だいぶだいぶ明けましたね、おめでとうございます!!! 

2012年、ドラゴン YEAR !!!

 

先日来日したブータン国王曰く、人それぞれの心には龍がいるそうです。

(ブータン国王の龍のくだりは こちら)

その龍は、さまざまな経験を食べて大きくなっていくそうです。

なので、みなさんもこの1年たくさん経験を食べて、己の龍を育んでください!

お祈りしています。

 

私の今年の目標は、

「たくさんの経験を食べて、己の龍を育てて、昨年より人生をenjoyする。」

です。

 

今年はいろいろ節目な年になりそうなので、

今までセーブしてきたことを解放して、

たくさんたくさん新しいことを経験していきたいです。

 

The 8th Information Design Forum

The8thInformationDesignForum_01

The8thInformationDesignForum_02

↓ Download PDF (The 8th Information Design Forum: Shoko Tanaka Poster)

 

ちょっと日が経ってしまいましたが、

9月23日(祝) 第8回情報デザインフォーラム にて、

CIID Summer School 2011の体験をポスター発表しました。

 

ざっくりですが、CIIDで作ってきた作品をまとめましたので、

興味のある方はどうぞ!

 

当日来て見てくださった方々、ありがとうございます。

 

 

 

 

Copenhagen Institute of Interaction Design

Copenhagen Institute of Interaction Design

Copenhagen Institute of Interaction Design

私が行っていたCopenhagen Institute of Interaction Designという

学校について紹介します。

 

私がこの学校を知ったきっかけは、

インタラクションデザインが学べる学校を探していて、

たまたまgoogleで”interaction design”と検索したら、

Wikipediaに出てきた、という何とも偶然的な出会いです。

 

CIIDは、2007年に出来たとても新しい学校です。

その前は、Interaction Design Institute Ivreaという、

インタラクションデザインに特化した学校がイタリアにありまして、

世界のインタラクションデザインを引っ張って行く著名な方々が

指導者で、その中で、Arduinoも生まれました。

残念ながら、経営難(?)かなにかで、

2001年から2005年までしか開講していなかったのですが、

そこで教えていた人たちが集まって

新たにデンマークに作った学校がCIIDという訳です。

 

webでカリキュラムやインストラターを見る限り、

いい学校そうだし、

自分の雰囲気に合ってそうだったので、

2年ほど前からずっと気になっていました。

 

ただ、正規留学で行った日本人が1人もいない、

どの人に聞いても、CIIDについて知っている人はいない、

おまけに、謎の地デンマークだったので、

情報不足で、尋常なく不安でした。

 

しかし、行かなきゃわかんないので、乗り込むしかない!と思い、

サマースクールに応募し、

現地デンマークに知り合いが全くいないまま、

身ひとつで乗り込みました。

 

Copenhagen Institute of Interaction Design

学校は、思ったより小さくてビックリしました。

普通のお家の5階建てに学校があるので、

学校というより、デザイン事務所っぽいです。

室内は、真っ白でキレイでした。

階段を上って2階が、何でもホール、隣が工作室、キッチンもあります。

3階が、生徒のプロジェクトルーム。

4階が、コンサルティングルーム、

5階が、事務室だった気がします、確か。

地下室にも、wood workshopができる工作室があります。

 

工作室には、ハンダができるスペースや、

3Dプリンター、レーザーカッター機があります。

rapid prototypingの機械も充実しています。

 

 

 

 

Back to Japan

Back to Japan

こんにちわ、久々更新です。

この写真は、ロンドンへ行く前、空港の広告で発見しました。

 

無事、先週の金曜日、デンマーク短期留学&ヨーロッパの旅から、

日本へ帰ってきました!

 

久々の日本の地に立つと、

日本の清潔さとトイレの異常なまでのハイテクさとご飯のおいしさに、

改めて感動を覚えています。

 

留学中、ブログをアップする予定でしたが、

あまりに学校が激務過ぎて、更新する余裕など皆無でした、

楽しみにされていた方、本当に申し訳なかったです。

 

けれど、これからぼちぼち向こうで感じたこと、学んだことを

アップしていこうと思います。

 

デンマークへ行く前は、

現地に知り合いも1人もおらず、不安ながら身ひとつで乗り込みましたが、

今回の訪問で、素敵な方々にたくさん出会えました。

友達になかなかなれそうもない国の人と友達もたくさんできました。

 

また、異国の地で財布をなくす、

デンマーク警察へ連行されそうになる、

というアンビリーバボーなことも体験しました。

 

たった1ヶ月半しかいませんでしたが、

この1ヶ月半は、今まで本当に辛かった2年間が帳消しになるほど、

毎日毎日が「エスプレッソ、トリプル並み」に

とても充実していたと思います。

 

今回吸収しまくったことを、

これからどんどん出力していこうと思います。

 

今回留学をサポートしてくださった方々、

ヨーロッパで出会った全ての人たち、そして、全ての貴重な経験に

深く感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

The 58th Annual Conference of JSSD

デザイン学会

日本デザイン学会 第58回 春季研究発表大会

ポスター発表にエントリーし、発表しました。

去年は長野大学でありましたが、

今年は、千葉工業大学津田沼キャンパスでありました。

 

私の出番は、6月25日(土)11:00-12:00 で

発表タイトルは、

「体温」を感じる有機的なインタラクションデザイン『37.2℃』でした。

簡単に要約すると、

体温をコミュニケーション媒体として用いた携帯電話の提案です。

jssd2011 Poster 1

jssd2011 Poster 2

↓ Download PDF (JSSD2011 Shoko Tanaka Poster)

 

jssd2011 Paper

↓ Download PDF (JSSD2011 Shoko Tanaka Paper)

 

3年前の学部の卒業制作なので、

もういい加減、新しい作品作れや!(゜∇゜)って感じですが、

分けも分からず、がむしゃらで制作していた作品を

改めて言語化したり、作品を今一度客観視することは、

新たな発見があったり、もやもやしたものに輪郭が形成されるみたいで、

それはそれで、勉強になります。

 

1人、エンジニアの方で「この提案好きです。」と

食いついてくださった方がいて、うれしかったです。

 

今まで、いろんな方々にこの作品をお見せしましたが、

賛否両論あり、

「(直接人と会うことがベストなのに)

端末がどんどんRichになっていってどうするんだ?!」という否定的意見や、

「是非こういうものを作ってほしい!」という肯定的意見、

「実際に熱くなるとウザッたくないですか?」という現実的意見など、

様々でした。

 

この作品を通し得たことは、

何かを新たに提案するということは

同時に自分の創造を超えた負の要素をももたらす可能性がある、

そして、それと向き合う責任が生まれる

ということです。

 

設計倫理、ということを考えさせられます。

 

とにもかくにも、

来てくださった方、またお話を聞いてくださった方、

本当にありがとうございます。

 

 

 

Acceptance – CIID Summer School 2011

CIID Summer School 2011

blogでの報告がスーパー遅れましたが、

念願やっとデンマークへ行けることになりました!!

NYへ行く前、書類を提出したんですが、

パスしたので、ようやく北欧の地に足を踏み込めます。

高校の頃から、デザインの聖地北欧へ行きたかったので、

約10年越しの夢です。

 

私が行くところは、前々から気になっていた、

Copenhagen Institute of Interaction Design

Summer School Programです。

 

3週間のinteraction designのworkshopで、

Week One – Exploring Interaction Design (July 11th-15th)

Week Two – Computational Design (July 18th-22nd)

Week Three – Physical Computing (July 25th- 29th)

の授業を受けてきます。

 

学部を卒業してから、

ずっと体調悪化やらでなかなか思うように行かない日々でしたが、

とりあえず短期間とは言えど、

今回デンマークへ行けるのは、

これまで留学の応援や

いろいろ支えてくださった方々のおかげだと思っています。

深く感謝しています。

 

約1ヶ月、という短期間ですが、

とりあえずこれからの足がかり、そして、

世界のinteraction designの考えをしっかり吸収してきたいと思います。

 

 



Copyright © 2011 Shoko Tanaka. All rights reserved.

RSS Feed.