Archived entries for CIID

Week 1- Data Visualization of Social Network (1)

Individual Project: Information Mapping


Assignment: Build a physical 3d model representing your social network. You will use this model to tell a personally meaningful story about your relationships with friends, family and colleagues. (Some individuals may fit into multiple groups (e.g. fellow college alumni + friend + colleague + snowboarding).


Concepts for sorting include: Location, Alphabet, Time, Category, and Hierarchy.


Thinking about your “communication intent” and be prepared to discuss the “Lenses” your used to organize your information. At a minimum, please include the following three lenses in your thinking and in your visualization:
1. The media channel through which you interact with each individual in your network (IM, SMS, email, phone, Skype, Twitter, Facebook…)
2. Your emotional closeness to the individuals represented.
3. The frequency of contact you have with them.


Format: Whatever the materials used, work must be LARGE format. If you wish, you can choose to animate your model while telling your story.

 

1日目の15:00頃に出題されたInformation Mappingの課題はこちら。

デットラインは翌日の朝です。

日本語にすると

「あなたのソーシャルネットワークを表す3次元のモデルを制作しなさい。

友達、家族、同僚など個人的意味のあるストーリーを

このモデルを用いて語りなさい。」

という具合でしょうか。

 

SocialNetWorks_01

SocialNetWorks_02

いらないゴミ達がここにあるので、

こっからマテリアルを拾って作ってください、と言われました。

慌てて、みんなマテリアルの 争 奪 戦。

私は、きれいな色を扱って何かできないかな、と当初思い、

色別に風船やら付箋紙やらをとりあえず確保しました。

 

そこから、ウダウダウダウダ…何をネタにしようと激しく妄想。

その日ちょうど自分の誕生日だったので、

これは俄然利用するしかない!(゜∇゜)と思って、

FacebookやMailで誕生日メッセージをくれた友人達を

ネタにすることにしました。

SocialNetWorks_04

SocialNetWorks_05

とりあえず、Facebookを見ながら

友人1人1人を付箋に書き出して、メッセージをくれた時間別に並べたり、

付箋の色をどう利用するか悩んだり、

友人と友人知っている同士線で結んだり、

どこへ着地しようかと試作しまくりました。

 

付箋の色の利用は、

- タマビ関係人(ピンク)、その他(黄色)、地元関係人(緑)

- かなり仲がいい(ピンク) → そこそこ仲がいい(黄色) → 知ってる程度 (緑)

と、2種類、LATCHで表すなら

「Category (客観的)」「Hierarchy (主観的)」の方向性で考えていきました。

 

このままでは、2次元のままなので、

マテリアルに落とし込んだ第1モデルが、こちら。

SocialNetWorks_06

!!!な、なんか、ダサイ(゜∇゜)

透明な素材を利用して、

個々の友人間のつながりを複雑に描こうと思ったのだけど、

上手く行かないし、イケテなさが払拭されず。

 

しかし、時間は既に18:00。

初日から徹夜したら死んでしまうし、

夜はちゃっかり自分の誕生日パーティーの場へ行きたかったので、

最悪これ以上浮かばなかったらこのままで提出しよう、、

と、腹をくくってその日は帰りました。

 

▶ Week 1 – Data Visualization of Social Network (2)

▶ Week 1 – Data Visualization of Social Network (3)

 

 

 

Week 1 – Kickoff + Lectures

Matt & Maia

Week1は、Exploring Interaction Designという授業で

インタラクションデザインの概要をざっくり学ぶ、という内容でした。

アメリカのMattとMaiaが先生です。

CIIDは、毎週様々な国の先生が交代して授業を行いますが、

授業の言語は全て英語です。

 

Week1CIID_04

授業9:00からスタート。

始まって早々、

「模造紙に、10分間で自分の過去や何をここに持ってきたか?等を

絵に描いて自己紹介しましょう」

と課題が出て、激しくテンパリながらも無事自己紹介しました。

 

Week1CIID_05

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その後、

Lecture: Introduction to key themes Interaction Design

Lecture: Information Design and Data Visualization

という2つの講義が始まりました。

 

過去や現CIIDの学生の作品、

ヨーロッパの作品をたくさん見ることができました。

特に、CIIDの学生のprototypingの方法にはかなり刺激を受けました。

あと、何百年も前のinfographicsの資料には、かなり萌えました。

 

mattのCIIDの通常授業では、

デジタル機器を一切教室に持ち込ちこんではならない、アナログで暮らす、

という週間があるらしいです。

 

予備校の頃デッサンや色彩構成等はやりましたが、私達の世代は、

アナログの体験をすっ飛ばしてデジタルツールの恩恵を受けています。

PCありきでデザインを始めているので、

PCがなかった頃はどういう方法でデザインをしていたのか、

案外知らないものです。手で作業することも減っています。

 

というわけで、それから午後、

廃材から自分のソーシャルネットワークを表す3次元のモデルを作る、

という手作業のInformation Mappingの課題が出ました。

 

 

 

 

Overview – CIID Summer School 2011

OverviewCIID_01

CIID Summer Schoolは、3週間のworkshopです。

 

Week 1 – Exploring Interaction Design (July 11th-15th)

Week 2 – Computational Design / Physical Prototyping (July 18th-22nd)

Week3 – Physical Computing (July 25th- 29th)

 

week1~3まで、好きな授業を取ることができます、

1つだけ取ってもいいし、3週間全部取っても構いません。

今年は、week2だけ選択制で、

Computational DesignとPhysical Prototypingに分かれていました。

私は、Computational Designを取りました。

weekごとに先生はどんどん変わっていきます。

 

OverviewCIID_02

1つの授業に、参加人数はだいたい25人でした。

参加国籍は、

ポーランド、日本、アメリカ、イラン、ドイツ、イタリア、ギリシャ、

イギリス、オランダ、ポルトガル、カナダ、デンマーク、スペイン、

スウェーデン、ルーマニア、シンガポール、ロシアと、17国!!

(参加者はここで見れます。CIID Summer Schoolers )

 

来ている人はだいたい、国をまたいで活躍している人が多く、

EU圏の人は、どうやって英語を習得したんですか?って言うほど、

みんな英語がペラペラでした。

ネイティブのアジア人は、

私ともう1人の日本人岩崎さん(アメリカで留学済み)、

シンガポールの子(ただし、母国語が英語だからペラペラ)くらいで、

案の定、私がクラスの中で一番英語下手でした。(゜∇゜)

しかし、遠方東国、違う文化圏からはるばるやってきた日本人ということで、

非常に重宝されました。

 

年齢も、40代の人もいれば、学部上がりで来た人もいれば、と様々で、

私は若いほうから2番目くらいだったと思います。

職業もみんなバラバラで、

エンジニア、デザイナー、アーティスト、学生、ゲームデザイナー、

インタラクションデザインを教えてる先生等々でした。

ただ、Nokia、Skype、Motorolaで働いてる人やら、

One Laptop per Childのプロジェクトに関わってる人やら、

みんなbackgroundがそうそうたる方々で、

「私、よくこの場に受かったな(゜∇゜)」、としみじみ思いました。

 

 

国籍、年齢、職業とみんなバラバラですが、

みんな”インタラクションデザイン”という同じ方向を向いて集まっているのが、

なんとも心地よく、

デザインのオリンピックのような感じで、非常に刺激的でした。

貴重な経験をさせてもらったことに、感謝です。

 



Around CIID

CIIDは、デンマークの首都コペンハーゲンにあります。

コペンハーゲン自体、とても小さな街で

中央駅から一番遠い観光名所、人魚姫の像まで45分くらいで歩けるので、

学校のロケーション、アクセスはいいです。

 

学校のほぼ目の前が、アマリエンボー宮殿(Amalienborg Slot)です。

AroundCIID_04

 

学校から5分くらい歩くと、かつてアンデルセンが住んでいたという

有名なニューハウン(Nyhavn)があります。

AroundCIID_01

 

人魚姫の像も近いです。

AroundCIID_03

 

晴れた日は、ここでみんなでサンドイッチを食べたり、

ビール飲んだりしながら、グダグダしました。

AroundCIID_02

 

デンマークの冬は、寒くて暗いので想像を絶しますが、

夏は10時までガンガン明るいし、

学校周辺は海辺で、潮の匂いがして美しく、

リラックスして制作できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

Copenhagen Institute of Interaction Design

Copenhagen Institute of Interaction Design

Copenhagen Institute of Interaction Design

私が行っていたCopenhagen Institute of Interaction Designという

学校について紹介します。

 

私がこの学校を知ったきっかけは、

インタラクションデザインが学べる学校を探していて、

たまたまgoogleで”interaction design”と検索したら、

Wikipediaに出てきた、という何とも偶然的な出会いです。

 

CIIDは、2007年に出来たとても新しい学校です。

その前は、Interaction Design Institute Ivreaという、

インタラクションデザインに特化した学校がイタリアにありまして、

世界のインタラクションデザインを引っ張って行く著名な方々が

指導者で、その中で、Arduinoも生まれました。

残念ながら、経営難(?)かなにかで、

2001年から2005年までしか開講していなかったのですが、

そこで教えていた人たちが集まって

新たにデンマークに作った学校がCIIDという訳です。

 

webでカリキュラムやインストラターを見る限り、

いい学校そうだし、

自分の雰囲気に合ってそうだったので、

2年ほど前からずっと気になっていました。

 

ただ、正規留学で行った日本人が1人もいない、

どの人に聞いても、CIIDについて知っている人はいない、

おまけに、謎の地デンマークだったので、

情報不足で、尋常なく不安でした。

 

しかし、行かなきゃわかんないので、乗り込むしかない!と思い、

サマースクールに応募し、

現地デンマークに知り合いが全くいないまま、

身ひとつで乗り込みました。

 

Copenhagen Institute of Interaction Design

学校は、思ったより小さくてビックリしました。

普通のお家の5階建てに学校があるので、

学校というより、デザイン事務所っぽいです。

室内は、真っ白でキレイでした。

階段を上って2階が、何でもホール、隣が工作室、キッチンもあります。

3階が、生徒のプロジェクトルーム。

4階が、コンサルティングルーム、

5階が、事務室だった気がします、確か。

地下室にも、wood workshopができる工作室があります。

 

工作室には、ハンダができるスペースや、

3Dプリンター、レーザーカッター機があります。

rapid prototypingの機械も充実しています。

 

 

 

 

Acceptance – CIID Summer School 2011

CIID Summer School 2011

blogでの報告がスーパー遅れましたが、

念願やっとデンマークへ行けることになりました!!

NYへ行く前、書類を提出したんですが、

パスしたので、ようやく北欧の地に足を踏み込めます。

高校の頃から、デザインの聖地北欧へ行きたかったので、

約10年越しの夢です。

 

私が行くところは、前々から気になっていた、

Copenhagen Institute of Interaction Design

Summer School Programです。

 

3週間のinteraction designのworkshopで、

Week One – Exploring Interaction Design (July 11th-15th)

Week Two – Computational Design (July 18th-22nd)

Week Three – Physical Computing (July 25th- 29th)

の授業を受けてきます。

 

学部を卒業してから、

ずっと体調悪化やらでなかなか思うように行かない日々でしたが、

とりあえず短期間とは言えど、

今回デンマークへ行けるのは、

これまで留学の応援や

いろいろ支えてくださった方々のおかげだと思っています。

深く感謝しています。

 

約1ヶ月、という短期間ですが、

とりあえずこれからの足がかり、そして、

世界のinteraction designの考えをしっかり吸収してきたいと思います。

 

 



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